バーミヤンの町の東約15キロのバーミヤン川とカル川の合流地点にある赤い土の山の断崖の上にある砦跡で、赤く輝いて見えることから別名を「赤い町」とよばれています。いろいろな伝説があります。たとえばアレキサンダー大王が築いたものだとか、ジンギスカンの孫はここで戦死したとか、イスラム軍との戦争の際の悲恋物語など、また内戦でも要塞としても利用され、バーミヤン渓谷の入り口に位置するこの砦は歴史の番人のようだ。 ゾハクとはアラブ系の暴君の名でよく知られているが、ここにその名がなぜ付けられているかはわからない。
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